努力が続かないあなたに試してほしい。飽き性の僕が努力を続ける9のコツを超具体的に紹介!

自慢じゃありませんが、僕は相当な飽き性です。好きなコトに少しハマることはあってもそれが1年ともったことがありません。そんな僕ですが、そこそこ頑張って、そこそこの結果を出した経験はあります。例えば以下の通りです。

  • 大学受験で志望校(国公立旧帝大)に合格
  • TOEIC300点台から600点超
  • ハーフマラソンで2時間切り

はっきり言ってそれぞれ褒められることではありませんが、苦手分野に挑戦し自分で立てた目標を達成してきました。それなら飽き性なんかじゃないと言う方はおられるかもしれませんが、自分が飽き性だと認識した上でどうすれば努力を継続できるのか考えてコツを掴んだからこそ実現できたのです。

今回は、勉強やランニングなど何か達成したくてもなかなか続かないという方に向け、飽き性の自分が目標を達成してきた経験を振り返り、努力を続けるためのコツを紹介します。

< 事前準備編 >

0.努力は普通「続かない」ことと考える

長期的に努力していると、必ずやる気がなくなる時期があります。最初からそんなこと言うなと思うかもしれませんが、このことを意識しておかないと、やる気がなくなったときに「あぁ、やっぱり自分はダメなんだ」と自己嫌悪に陥りせっかく積み重ねてきた努力をやめてしまうことになりかねません。

まずは、好きでもないことを続けるのはとてもエネルギーが必要で普通は続かない。人間(自分だけじゃなく)そういう生き物なんだという前提に立つようにしてください。

1.続ける目的、続けるメリット・やめるデメリットを明確にする

続けることはエネルギーが必要です。好きなコトならまだしも、好きでもないことや本当はやりたくないことを続けていると必ず疲れたり、やめてしまおうかと迷いが生じることもあります。

そんなときは、休んだり来た道を戻ったら良いのです。つまり、帰る場所を自ら作っておくことが努力を続けるためには重要です。

具体的には、続ける目的、続けるメリット・やめるデメリットです。

仕事に例えると良く理解してもらえると思います。仕事はイヤでも続ける人がほとんどですよね。イヤでイヤで仕方の無い仕事を続けて体調を悪くしてしまう人もいるくらいです。なぜ体調を崩すまで仕事を続けることができるのでしょうか。

それは目的や続けるメリット・やめるデメリットが明確だからです。仕事をする目的は収入を得るため(生きていくため)、仕事を続けるメリットはもらえるお金が増えること、仕事を通じて成長できることなどが挙げられます。仕事をやめるデメリットは収入がなくなる、世間体が気になるなどが挙げられます。

仕事をしなければ生きていくことができなくなってしまうという最悪の結果が分かっているから、どんなにイヤでも続けられるのでしょう。

仕事の例は極端ですが、何か努力を続けるということは人生にプラスになるということですから、自分がこれから始めようとしている努力がどんな結果を生むのか。どんな夢を叶えてくれるのか、具体的にイメージしてください。ただし、大きなプラスだけをイメージするのではなく、小さなプラスの積み重ねで夢が叶うことをイメージしてください。

✔︎ 具体的にはどうすれば?

例えば、英語を勉強するなら、英語を勉強し始める⇒英会話ができるようになる⇒外資系企業に入り高いビジネススキルを身につける⇒起業してお金を稼ぐ・・・といった感じです。極端な例なので共感できない方もいるとは思いますが。

続けるメリットは目的と似ていますが、やめるデメリットも必ず考えてください。なぜなら途中で「現状維持でいいや」と思うようになってしまったら、いくら目的がハッキリしていても続ける意味はなくなってしまうからです。

おそらく、始めに努力しようと思い立った時は、何か自分を変えたくて始めたのだと思います。変わらなければならない理由があったはずです。もし頭の中でモヤモヤとして、目的・メリット・デメリットがハッキリとしていないのであれば「ゼロ秒思考(赤羽雄二著)」のメモ書きを試してみて下さい。

ちょっと主旨は異なりますが、ゼロ秒思考のレビュー記事を書いていますので参考にしてみてください。
ストレス解消法|ゼロ秒思考のメモ書きを試したら驚くほどスッキリした話

2.具体的な目標を設定する

「目的」と「目標」、文字は似ていますが意味は全く異なります。ざっくり言えば目標とは「目的を果たしたかどうかの判断基準」「目的を果たすまでの道しるべ」です。目的がハッキリしていても、目的を果たすまでに何をどれくらいしたら良いのか、また目的達成までどれくらい頑張れば良いのか分からなければ挫折してしまうでしょう。

逆に目標を設定しなければ、具体的にどんな行動をとれば良いのかが分からずガムシャラに勉強することになるので、本当に目的に近づいているのか不安になりますし、間違った方向に努力してしまい挫折する、ということになりかねません。

✔︎ 具体的にはどうすれば?

大学受験を例に挙げます。受験勉強の目的が「東京大学に合格するため」だったとしましょう。この場合「センター試験で◯◯割、二次試験で◯◯割とる」というのが目標になります。目標が明らかになれば、センター試験で◯◯割とるには数学が苦手だからまずは数学の基礎から勉強しよう。というようにとるべき行動が明らかになります。

目標設定は目的達成までの行動を決める重要な段階です。目標設定=何をするか、といっても言い過ぎではありません。先ほどの例を続けます。

数学の基礎が身についたと自信を持って言うには、参考書Aの内容を完全に理解することだと分かれば、自分なら参考書Aを3回やれば良いということになります。このように順を追って目標を設定することで、何をすれば良いか明らかになっていくのです。

また、目標設定にはコツがあります。それはなるべく小さな目標を段階的に設定することです。始めに大きな目標だけを設定してしまうと、そこに至るまでにどうすれば良いかが曖昧になってしまうからです。そして1つの目標までにかかる期間が長いと目標をなかなか達成できないという辛さが勝ってしまい、挫折に繋がる恐れがあります。

3.スケジュールを立てる

目標を設定し、目標達成のために何をすれば良いか分かったら、必ずスケジュールを立てて下さい。スケジュールを立てることは、目標達成までの期間に「どれくらい」頑張れば良いかを明らかにすることです。

スケジュールを立てなければ、いつまでにどれくらい頑張れば良いか分かりませんので、気づいたら受験になっていたとか、スタートダッシュで張り切りすぎて途中で燃え尽きた、ということになってしまいます。予めどれくらい頑張る必要があるか分かっていれば覚悟も出来るわけです。

それに、1日に最低限これくらい参考書をやるという具体的な基準があればそれを上回って勉強したら今日は頑張ったと評価できますし、出来なければもう少しやろうとか明日埋め合わせをしようという調整もできます。

✔︎ 具体的にはどうすれば?

目的を達成したい日を期日として、そこから遡ってスケジュールを立てるようにしてください。

例えば、受験日に向けて勉強するとしたら、目標点数をとって自分の力がついているか検証するため、試験1週間前の模試の日を期日としましょう。今から模試に向けて参考書を3回やる必要があるのであれば、1日に何ページ(何問)やれば良いのか分かります。こうして細かく1日単位で目標達成までにとるべき行動を設定すれば良いのです。

4.続けることを宣言する

人間、努力は続かないことが前提です。挫折を防ぐためには誰かに頼りましょう。頼るといっても何かしてもらうのではありません。「これをやる!」と宣言するだけで良いのです。

✔︎ 具体的にはどうすれば?

ポイントは必ず顔を知っている人に宣言することです。ネット上で匿名で宣言しても意味はありません。宣言したことを途中でやめるのは、嘘をつくことになるとまでは言えませんが、知っている人、特に関係が深ければ深いほど、裏切ってしまったような感情になったり、信頼感が損なわれるのではないかという気持ちになったりしますので、イヤでも続けるためのモチベーションになります。

それに、時には宣言した知人に「あの時言ってたアレ、調子はどう?」なんて聞かれることがあるかもしれません。そんな時に怠けていたら情けない気持ちになりますよね。

ですから、何が何でも続けたいと思うことがある方は、できるだけ多くの仲の良い友人に宣言することをオススメします。仲の良い友人なら気軽に状況を聞いてくることも多いでしょうし、何かアドバイスや応援してくれるかもしれません。

< 実行編 >

5.仲間をつくる

何かやり始めたら、すぐに同じ努力をする仲間を作りましょう。努力には苦労が伴いますが、同じ苦労をしている人がいることを知っているだけで頑張れますし、時には競争意識が生まれてモチベーション維持に繋がります。また、仲間同士で情報交換しあえば、努力の結果を上げる効果的な方法を教えてもらえるかもしれません。

✔︎ 具体的にはどうすれば?

知り合いに同じ努力をしている人がいれば良いのですが、いない場合にも今はネット上で仲間を探すことができます。FacebookのコミュニティやTwitterなどで探したり「コミュニティ 受験」などで検索すれば、簡単に見つかります。

宣言するのはリアルな知人でなければならないと言いましたが、努力するための仲間づくりはネット上での繋がりでも十分効果的です。なぜなら、皆努力を続けるために仲間になったので、基本的にプラスの情報交換だったり会話で成り立っているからです。

プラスの情報は触れるだけでモチベーション維持に繋がります。ただし注意してほしいのは、情報を得ただけでそれができたような気になることです。有益だ!と感じた情報は、必ず実行してください。

そうしなければ、頭でっかちで成果が上がらない状態になってしまい、コミュニティで置いていかれる自分がなさけなくなり、挫折することになりかねません。

6.報告・相談をする

仲間ができたら、都度状況を報告しましょう。報告することは宣言とも似ています。「ここまでやりました」と言った後には「これからどうする」が続くからです。

✔︎ 具体的にはどうすれば?

定期的に報告するのも良いですが、せっかくスケジュールを立てたのですから、そのスケジュールに基づき期日までに行動すると言ったことが、期日までにどれだけ達成できたか報告した方が、

なぜなら、達成できなかったという報告はしにくいため、良い報告ができるように頑張ろうと思うからです。このように、自分をスケジュールに基づいて追い込んでいくことが、次の行動をとるモチベーション維持に効果的です。

また、次にとる行動に自信がなかったり、決めた目標を達成できなかったらどうすれば良いのでしょうか。ここでの挫折を避けるために、仲間に相談してみましょう。

ここまでスケジュール通りにできたけど、本当に次とる行動はこれで良いのか?目標達成できなかったら、どうしたら良いか?といった相談をすることで、何らかのアドバイスをもらえるはずです。そのアドバイス自体有益なことだと思いますが、何よりアドバイスをもらったのだからやらねばという気持ちになります。このように、努力を続けるためにはあらゆる方向から「やらねば」「やりたい」という気持ちになるように自分に仕向けていくことが大事なのです。

7.続けた結果を見える化する

ある程度努力を続けることができたのなら、途中で今までやってきたことを振り返ることもあるはずです。その時に、やってきたことの積み重ねが見えると、単純に嬉しい気持ちになります。その時は素直に自分を褒めてあげてください。さらに、せっかくここまで続けたのだから今後も続けたいと思えるでしょう。そのためにはやってきたことを記録しておく必要があります。

✔︎ 具体的にはどうすれば?

記録はパッと見て達成感を感じられるう、視覚的に分かりやすくしておくことが大事です。そして、いつでもどこでも簡単に記録と確認できる状態にしておく必要があります。

そんなときにオススメはスマホアプリです。スマホなら大抵身につけていますし、簡単に記録や確認ができます。ちなみに僕のオススメは「習慣と継続」というアプリです。とてもシンプルな仕様かつ僕と同じ基本的に努力は続かないものというスタンスをとっています。

習慣と継続
習慣と継続
開発元:Daisuke Toda
無料
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8.変化をつける

努力を上手く習慣化できたとしても、僕ら人間には必ず「飽き」がきます。この飽きが天敵で、飽きがくるまで頑張ると精神的に疲れていることが多く、一度休んでしまうとなかなか復活することができません。この「飽き」対策のためには日々の取り組みに変化をつけましょう。

✔︎ 具体的にはどうすれば?

受験勉強で、英語に飽きてきた場合を例にあげます。違う教科を勉強する以外に考えてみましたので参考にしてみてください。

  • 同じ学習分野で参考書を変える(例:英単語→速読英単語とDuoを併用する)
  • 違う学習分野を勉強する(例:英単語→英作文)
  • レベルを変える(例:長文読解→中級編と初級編を交互にやる)
  • 机に向かって参考書に取り組む勉強以外で、教科に関することをする(例:洋画を字幕で観る)

9.休む

僕は努力を続ける上で最も重要なことは、上手く休みを挟むことと考えています。ただ、一度休んでしまったら再開するまで時間がかかりそうで休みにくいなんてこともあると思います。

僕の場合は積極的に休むことで、それを回避しています。積極的にというのは休みを増やすということではありません。

✔︎ 具体的にはどうすれば?

僕がオススメするのは疲れる前に自ら休むことです。疲れを休む基準にするのではなく、ここまでやったら休むと決めて休みます。そして、再開をスムーズにするために休んだ後はここから始めると決めておくのです。

僕の経験ですが、ここまでやろうと決めて休む時、気分が乗ってることがあります。そんな時にあえて休むと「早く再開したい」という気持ちになり再開がスムーズになりますし、集中力が持続します。

おわりに

今回紹介した方法を試しても全く効果なしだったり、そもそも目的がないという場合は何か別の道を探すのも一つです。

例えば今の仕事に資格が必要で、勉強しなければならないのにモチベーションが上がらない、努力が続かないという場合には転職を真剣に検討しても良いタイミングかもしれません。

検討するのはタダですから一度転職エージェントに相談したりサイトに登録して外の世界を覗いてみてはいかがでしょう?

その上でまた頑張ろうという気持ちになれたら良いんです。もちろん、お問い合わせもお待ちしています。この記事を読んでいただいた皆さんに心から打ち込めることが見つかることを祈っています。

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