現役メーカー人事のハルダディ(@haru_dadd)です。
新入社員の頃、上司から業務のホウレンソウ(報告・連絡・相談)は欠かさぬようにと言われてきました。
仕事の基本として口酸っぱく言われている方がほとんどかと思いますが、上司だけじゃなく、自分のためにもなるってことに気がつきました。
今回は、報連相のメリットと効果について紹介します!
そもそも報連相って?
報連相という言葉が報告・連絡・相談の略ってことは知ってるけど、それぞれの違いを理解していますか?
報告
報告は、発生したこと・自分が対応したこと・聞いたことなど、過去にあったことや結果を伝えることです。
特に自分が任されたことについて伝えることが、報告の役割です。
連絡
連絡は、関係者に情報を伝えることです。
報告と似ていますが、人からの情報や伝達事項など、自分が主体となって対応したこと以外のことも含め、人と人、情報と情報を繋ぐ役割があります。
相談
相談は対応していて困ったり迷ったりした時、行動する前に上司や関係者に自分がこれからとろうとしている行動について説明して同意を得ることです。
つまり、事後に行動したこと伝えるのは相談ではなく報告ですので注意してください。
報連相の積み重ねによる2つの効果
2つのステップで、ホウレンソウの効果が出てくるのですが、簡単に言えば次の通りです。
上司への報告連絡相談、時間を取られているだけのようで若い頃は面倒だったけど、続けてたらこんな良い事がありました。
・信頼されるので仕事を任せてもらえる
・仕事していることを知ってもらえるので変な仕事が降ってこない同時に、良い上司に恵まれたとも思います。
— ハルダディ|現役メーカー人事 (@haru_dadd) March 11, 2018
①信頼されるので仕事を任せてもらえる
まずは上司からの信頼の蓄積です。
その積み重ねによって仕事を任せてもらえるようになります。
仕事を任されるということは少なからず裁量を与えられ、自分のやりたいことをできるチャンスがもらえるということです。
入社して日が浅い内は、上司としてはどうしても仕事の進め方を指示してしまいがち。
この状況を変えるには、自分で考えて行動する様子を上司にみてもらい、「コイツの行動はオレの思う行動から大きく外れない」と思わせる必要があります。
小さなことからコツコツ積み重ねていきましょう。
また、最初のうちは「相談→行動→報告」の順を守って仕事を進めてください。
最初は小さなことでも上司は不安なので、何かするとき相談する部下だと思わせることが重要です。
また、この相談は上司の仕事の進め方を真似るチャンスでもあります。
初めはとにかく相談して言われたように行動し、結果を報告すれば上司に安心を与え、後に安心は信頼へと変わるでしょう。
②変な仕事が降ってこない
これは「報告」がもたらす最大の効果です。
上司の信頼を得ることができたら、自分のやりたいことができるようになってきます。
しかし、そこで報告を怠るのは非常にもったいないことなるので、もう一息頑張りましょう。
自分が進めている仕事を節目節目で報告すると、上司としては「コイツはこんな仕事をしているから邪魔しちゃダメだ」と思うようになり、余計な仕事を振りにくくなります。
仕事の進捗を節目で報告しているので、上司としても進めてほしい方向に修正しやすいので、報告して進めるたびに、あなたの仕事は上司も認める「成果」へと近づいていきます。
おわりに
今回紹介したホウレンソウのメリットは、まともな上司相手なら間違いありませんが、ダメ上司の下では効果を発揮しません。
そんな時は上司の異動を待つか、自分が異動するか、どちらかを待つしかありません。
ただし自分のやりたい仕事が今の職場にあるのに自分が異動してしまっては元も子もありません。
そんな場合に備えていつでも転職できる準備をしておきましょう。
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