現役メーカー人事のハルダディ（@haru_dadd）です。
サザエさん症候群という言葉があるように、月曜日が憂鬱な方は多いと思います。
月曜日の自殺者が多いという事実は本当に残念なことです。
私自身も若手の頃、月曜日が憂鬱で仕方ありませんでした。というより日曜の午後から憂鬱になっていましたね。
しかし、それなりに経験を積んで憂鬱な月曜日を迎えないための方法を身につけました。
そこで今回は悩めるサザエさん症候群の皆様へその方法を紹介します。
サザエさん症候群の原因と対処法
月曜日、仕事に行きたくない原因は何らかの不安があるからです。
その不安が自分の力で解消できるなら、不安は金曜日中に解消しておくこと。
これが月曜日に憂鬱な気持ちにならないための最も効果的な方法です。
私自身、新人の頃よくやりがちだったのは、不安要素を先延ばしにして休みに入ってしまうということでした。
何かミスしたり、嫌な仕事を「週末だし、来週気合い入れて手をつけよう」としていたのです。
ここでの間違いは、今週と来週を切り離して考えていることです。
そうすると自分の中に一週間の「始まり」と「終わり」ができてしまい、やりたくないことは「来週からでいいや」という思考に陥ってしまうのです。
その結果「イヤなことが始まる月曜日」になるので、憂鬱な気持ちになってしまうのです。
不安を先延ばしにしない方法とは？
不安の解消とは、何も問題を解決することだけではありません。
問題を誰かと共有するだけでも、不安の解消につながります。
自分では全く対処法が分からなくても、先輩や上司にとっては簡単な問題かもしれません。
それに、すぐ対処しなければならない問題だったら、週明けに相談しても余計に怒られるだけです。
休日前に、何か不安なことが起きたらまず周囲に言ってしまいましょう！
ここまでは不安なことががはっきりしている場合の話です。
漠然とした不安を抱えている場合
では問題がはっきりとしておらず、毎週月曜日が不安な人はどうすれば良いのでしょうか。
不安が漠然としているなら、まずは書き出してみることをオススメします。
書き出し方は、時間をかけて考え出すというより、短時間で思いつくままに書き殴るという感じです。
この方法は「ゼロ秒思考」という著書で紹介されている方法です。
そして、書き出した不安要素を書き出した順に潰していきます。
大抵、自分にとって重要で気にかかっていることから思いつきますから。
解決方法が思いつくなら、さらにその手順を書き出しておきます。
これを「不安要素の分解」と勝手に呼んでいます。
これだけで次週やるべきことがハッキリして記録できるので、とりあえず休み中はスパッと忘れましょう。
意外にも書き出して記録しておくことで頭から追い出すことができますよ。
一方、不安要素がわかっても、どうすればよいか全然分からないという場合は、とにかく上司や先輩に相談しましょう。
特に新入社員などの経験の浅い方、上司や先輩からまずは「自分で考えろ」と言われると思いますが、自分で考えられるような最低限の知識がなければいくら長い時間一人で考えてても絶対に解決しません。
それよりもむしろ、今起きているトラブルが緊急性の高い事案かもしれませんので、早めに報告・相談を心がけた方が後々楽になります。
逆に、ここで相談を持ちかけても助けてくれない職場はいつか崩壊しますから、異動願いや転職を考えるべきでしょう。
おわりに
今回紹介した対処法は、新入社員や若手の方が陥りがちな行動を分析して考え出したものです。
是非試してみて週の初めを気持ちよく乗り切ってください！
また今回紹介した解決策の中で、報告や相談に触れましたが、報告・連絡・相談（ホウレンソウ）の効果についての記事も書いていますので読んでみてくださいね。
