仕事が面白くない4つの原因と解決法

現役メーカー人事のハルダディ(@haru_dadd)です!

「最近仕事が面白くない」

「入社したら思ったほど面白くなかった」

ベテランでも若手でも「仕事が面白くない」と思うことはありますよね。

入社して5年間面白くなかった仕事に面白さを感じながら仕事をするようになった私が気づいた、仕事が面白くない原因と解決法を紹介します。

仕事が面白くない原因

①仕事の全体像を知らない・目的が不明確

仕事が面白くないのはそもそも仕事の一部しか知らないからです。

一部しかやったことしかなければ、その仕事が何に繋がっているのか、つまり仕事の目的や自分が何に貢献できているのか分かりませんよね。

仕事の目的が分からなければ、仕事に興味を持つことも貢献していることを感じられないので仕事が面白く感じることは難しいでしょう。

②裁量権がない(自由度が低い)

どんなに面白い仕事でも、上司の指示通りに仕上げなければならなかったり、進め方を制限されたり、自由度が低いと面白くなくなります。

ですから、若手のうちは面白い仕事を任せてもらえないのではなく、仕事の自由度が低いから面白さを感じないのです。

上司の信頼を得て、仕事の進め方を任されるようになることで面白さを感じるようになりますよ。

③忙し過ぎる

裁量権があっても、あまりに業務量が多いと仕事を進めることに精一杯で面白さを感じなくなってしまいます。

スピードを求めるあまりミスをしたらストレスになりますし、考える暇がなくなれば作業と同じになってしまいます。

④人間関係が悪い

職場で仕事を面白くする最も重要な要素は、実は人間関係です。

人間関係が悪いとどんな仕事でも面白くありません。逆に面白くない仕事でも職場の人間関係が良好であれば面白みを見出すこともできます。

学生時代の部活やサークル活動で怖い先輩がいないときは楽しかったり、チームメイトと喧嘩したときは途端に面白くなくなった経験があると思います。

それだけ人間関係の影響は強いので、やりたい仕事をやってるのになぜか面白さを感じないという方は人間関係に悩んでいるのではないでしょうか?

仕事を面白くする方法

①仕事の目的を考える・聞く

どんなに小さな仕事でも、どんなに間接的であっても会社の利益のために必要なはずです。

もしそうでなければ、その仕事はやるべきではありません。

仕事の目的を自分で考えてみても分からなかったら、上司や先輩に聞いてみましょう。

聞いてみてやっぱり今やる意味のない仕事は減らすことができないか、相談してみてください。

一見長い間引き継がれてきた仕事は続けるべきだと思われがちですが、周囲の状況は刻一刻と変化しているのであって、仕事のやり方や仕事そのものを常に見直す必要があるのです。

それが許されない会社なら、いずれ淘汰されてしまいますので辛い思いをして居る意味はありません。

②裁量権を与えられるまで努力する

自分のやりたい仕事ややりたいように進められるようになれば仕事の面白さは倍増するでしょう。

しかし、そのためには上司が「こいつに任せても大丈夫!」と思うようにならなければなりませんよね。

だから仕事でやりたいことをやりたいようになるには時間がかかるんです。

特に大企業ではそれほど激務になることはありませんが仕事のスピード感は遅く、仕事を任されるまでに3年程度はかかると思っておいた方が良いでしょう。

3年以上たって一つも任される仕事がなければ、会社や上司の方針かあなたの仕事の仕方が合わないのでしょう。

会社や上司の好みに合わせて仕事をしたくないのであれば、ストレスが溜まるだけですから、転職を考えてみてください。

③忙しさを解消する

忙しさを解消するには3つの方法があります。

忙しさを解消する方法

①無駄な業務をなくす

②作業の多い業務を効率化する

③人を増やす

まずは「無駄な業務をなくす」ことです。

業務を効率化せよ!とよく言われますが、あまりに忙しいと効率化のための方法を考える時間がとれませんよね。

その場合、まずは思い切って無駄な業務を洗い出し、業務そのものを減らしていく作業が必要になります。

とにかく少しでも余裕を作らなければなりませんので、業務を減らさないのであれば、専属で業務効率化担当を設置するといった工夫が必要です。

次に業務効率化ですが、これは上司や同僚の協力が必要不可欠です。

なぜなら業務を効率化するためには今までのやり方を変えることになるからです。

変えることによる一時的な負荷がかかりますから、効率化できる「かもしれない」ではダメで、「どれだけ効率化できる」ということを説明しなければなりません。

こういった説得が難しい、しかも激務な職場なら体調を崩す前に転職活動を始めた方が良いでしょう。

最後に人を増やすことですが、部門予算の都合でなかなか増やせないこともあるでしょう。

また増やしても業務が効率化しないまま一人分のキャパが増えただけ仕事が増える可能性もあります。

それではお金をかけて人を増やす意味がありません。

ですから人を増やす前に、増やした人員で何をするかをしっかり考えなければなりません。

ただ人を増やすだけなら何も変わりません。

④人間関係を良好にする

人間関係が最も解決が難しい外部要因です。

自分が変わる努力をしても相手にその気がなければ状況は変わりませんから、待つしかないということもあるでしょう。

多少のストレスを感じても待てるなら問題ありませんが、ストレスにより少しでも体調不良を感じたら危険です。

上司に相談するか、人事部門に相談しても良いでしょう。

それでも無駄な可能性があるため、同時に転職エージェントや求人サイトに登録して逃げ道を作っておくことをオススメします。

体調を崩すほどの人間関係から逃げる事は悪いことではありません。

まとめ

仕事が面白くない原因には、仕事自体の問題ではなく上司のマネジメントや業務量の問題が関係していることが多いことを理解してもらえたかと思います。

ですから、自分ではどうにも仕事を面白くすることができないという場合もあるのです。

色々な努力の結果、職場を変えるのは難しいと思ったら転職活動をした方が良いでしょう。

転職ではなく転職”活動”です。

転職活動をすることで自分が市場から求められているのか、そうでなければ何が足りないのかが分かります。

足りないものを補うために今の職場で何をすれば良いか考えることで、今の仕事へのモチベーションも高まります。

そして、転職活動をすれぼ本当に転職すべきか判断できるので、踏ん切りもつくはず。

活動するだけならタダです。

本ブログには転職ノウハウも発信してますので、参照いただき、行動に移してみてくださいね。