内定無くて「就活やめたい、死にたい」と思うあなたへ

現役メーカー人事のハルダディ(@haru_dadd)です。

就職活動お疲れ様です。

この記事にアクセスしたあなたは、ほとんどの友人が就活を終えている中、内定が無く苦しんでいるところだと思います。

就活生
もう就活やめたい。死にたい。

なんて思うくらい追い込まれているのなら、この記事を読んでもらいたいと思います。

この記事では私自身が就活を振り返ってみて学んだ、就活で追い込まれたときにやるべきことを紹介します。

\この記事はちょっと長めですが8分くらいで読めます/

私の辛かった就活経験談

具体的な方法を話す前に、私の就活経験談をお話しします。

他人のことはどうでもいい!という方はスクロールしちゃってください。

私が就活していたのは、2008年に起きたリーマンショック直後、いわゆる就職氷河期と言われた時期です。

それまで採用を拡大していた企業も一気に縮小し、内定取消を行う企業もあったほどです。

自分の力不足だったことは明らかですが、周囲からも今年は厳しいという声もあったことからさらに自信を失っていました。

そんな不安もあり、とりあえず当時巷で叫ばれていた「100社エントリー」を必死にこなし、企業説明会に参加しまくっていました。

しかし、いざ本エントリーが始まると、書類選考で落ちまくりました。

ほとんどの企業のエントリーシート提出期間が終わり、何もすることがなくなった頃、私のもとに届くのは書類選考不合格をあらわす「お祈りメール」ばかりでした。

あの頃の、弾数が日に日に減っていくプレッシャーは今でも忘れません。

最終的にエントリーシートを提出したのは48社、書類選考が通ったのは片手で数えるほどだったと記憶しています。

そんな中、私を救ってくれたのは一つ年上の研究室の先輩でした。

その先輩は卒業を控えているにも関わらず、私の就活について細かくアドバイスをしてくれました。

さすが経験者、先輩のアドバイスに従って選考に臨んだことで最終的に一社だけ、内定を獲得することができたのです。

その一社が落ちていたら、全落ち

つまり就職浪人決定という状況でした。

この記事を読んでいる方の中には、そのような状況の方もいると思いますし、比べて私はまだまだ甘いと思われるかもしれません。

でも、エントリー数と落ちた数はかなり多い方なので、気持ちは痛いほどわかります。

そんな私が今、逆の立場で採用活動に携わっているのは不思議なくらいですが、就活の経験と採用活動の経験を発信することで皆さんの不安が少しでも解消されればと思いこの記事を書きました。

就活が辛いとき心が落ち着けるためにやるべきこと

まずは心理的に自信と余裕がないと受かる選考も受からなくなりますので、心を落ち着ける方法を紹介します。

鏡の前で笑顔の練習

よく言われ過ぎていて、そんなもん意味あるかと思うかもしれません。

でもこれって、認知心理学的にも効果が検証されているんです。

笑顔の驚くべき効果-科学的に証明された史上最高の良薬

試しに朝起きた時や面接前に鏡で意識的に自分の顔を見てください。

企業研究や面接の準備、不安ごグルグル渦巻いて寝不足になっていませんか?

そんな時は鏡の前で笑顔をつくる。あいさつははっきりと。

緊張はするかもしれませんが、これだけで空気が明るくなりますから、試してみてください。

就活仲間と話す

次に大事なのは就活仲間と話すことです。

就活仲間と話すことで、情報交換とストレス発散ができます。

一人で就活するより二人、三人と協力すればするほど情報量は多くなっていきます。

それに上手くいったこと、そうでないことを、仲間と共有するするだけでホッとすることもあります。

私の場合、北海道から出てきて就活していましたので、大学の友人が同じタイミングで東京にいる時はほぼ必ず晩飯を共にしていました。

一人でいるとカップ麺などで腹を満たしがちですが、普段は食べない東京の飯を食いながら、あーでもないこーでもないと就活仲間と話したことは良い思い出です。

お腹が満たされて、自分の気持ちを発信する場所があると、不思議とストレスは溜まりにくいものです。

思考の入り口を変える

思考の入り口を変えるとは、ポジティブシンキングとは少し違います。

ポジティブシンキングが既に起きたことへの捉え方だとしたら、思考の入り口を変えるとは、これから起こす行動をポジティブなものにするための考え方です。

例えば、「なぜ内定が取れないのか?」ということで悩んでいるとしましょう。

その問いを「少しでも選考が進んだり、面接が上手くいったと思うのはどんな時か?」と言い換えます。

つまり、ポジティブな面を捉えた問いから思考をスタートして、上手くいく原因を探り、上手くいってることがあればそれを伸ばしていこうという考え方です。

なぜ内定が取れないのか?という問いを立ててしまうと、その原因を自分の悪い点ばかりに求めてしまいます。

しかし、思考の入り口をポジティブな面から変えることで、確かにまだ内定は取れていないかもしれないけれど、自分の良い点に目を向けることができるため気持ちが落ち込み何も行動できなくなることを防ぐことができるのです。

そして、強みを伸ばすことに注目するアプローチなので、強みをアピールする必要がある就活では必ず役に立つでしょう。

これは、組織活性化のための「Appreciative Inquiry(価値を探求する問い)」という手法をヒントに考えた思考法です。

就活とは直接関係ありませんので詳しくは紹介しませんが、興味がある人はググってみてください。

一度お試しあれ。

全然内定が無いなら視野を広く持とう

ここからは精神面ではなく、具体的な戦略についてお話しします。

業界を見直す

業界を絞って選考を受けている方、書類選考がなかなか通らないなら、受ける業界を見直してみてください。

私はメーカー希望だったのですが、特にBtoBや川上の業界に興味があったので、化学メーカーの選考をたくさん受けていました。

しかし、待っていたのは化学メーカー全落ちという現実でした。

エントリーシートで似た質問には同じ回答をしていましたが、少ないながらも機械メーカーは通るのに、化学メーカーは通らない。

これは、化学メーカー業界自体に求められる人材ではなかったということでしょう。

実際、採用活動していると、別の業界の方が合うかも?という学生はいます。

なかなか書類選考が通らないなら、次のことを試してみてください。

自分に合う業界か否かを判断するために、

  1. 全ての企業のエントリーシートで同じ質問には同じ回答をすること。
  2. なかなか通らなかったら第二志望群の業界も受けてみること。

受ける企業を増やす

有名企業や大手企業ばかりを狙って内定が取れないと嘆いている方は、視野を広げてみましょう。

有名でなくても、製品が一般消費者の目に触れないだけで業界最大手の会社もあります。

大手でなくても魅力的な会社はたくさんあります。

伊那食品工業を知っていますか?

この会社はテレビでも紹介されているので有名企業かもしれません。

長野県にある寒天のメーカーで、従業員は500人に満たないにも関わらず毎年3000人のエントリーがあるそうです。

なぜそんなに人気なのか。

理由はたくさんあるのですが、寒天のシェア国内80%で圧倒的にトップだったり、福利厚生が充実していたり。

年に2回、従業員全員に、帰省先がどんなに遠くても帰省旅費か全額支給されるのだとか。

寒天というカテゴリで様々な製品を世に送り出し、48年連続増収増益という信じられない業績を誇っています。

こういった、知る人ぞ知る会社が世の中にはたくさんありますので、名前を聞いたことのある会社ばかり受けてないで、もっともっと会社探しに時間をかけても良いのでは?

本当に就職したいのか?就活が辛いなら立ち止まってみてほしい

一度立ち止まって考えてほしいのですが、あなたは本当に会社員として働きたいのでしょうか?

なぜ就活をしているのか?

みんなやってるから?

今じゃなきゃダメなのか?

今一度、考えてみてほしいと思います。

イヤイヤ就活して始まった会社員生活ほど地獄はない

私の会社員生活はネガティブなスタートでした。

両親に迷惑をかけたくない、という理由だけで特に会社員として働きたい理由はありませんでしたが、ほとんどの大学の友人が就活をしていたこともあり就活をして、何とか拾ってもらった会社で働き始めました。

その結果、毎朝起きるのが辛く、日曜日は午後から憂鬱になるという日々が続きました。

仕事へのモチベーションが低いと、様々な悪影響が出てきます。

会社生活を送っていると、日々しんどいことが起こります。

上司から叱られたり、客先からクレームが入ったり。

仕事へのモチベーションが高ければ、その経験を糧に人は学習することができますが、モチベーションが低いとただ嫌な思いをするだけです。

そして、これじゃダメだと思って勉強しようとしても、びっくりするくらい知識が頭に入ってきません。

私は、別の記事で書いたように、色々あって今はモチベーション高く仕事ができていますが、仕事へのやる気と興味を持って取り組んだときには知識の定着が以前の私と全く異なるものでした。

この経験から、何となく就活している皆さんには同じ失敗をしてほしくないと思っています。

しっかり考えて、自分なりの理由があれば、入社して間違っていたとしても次の行動に移るまでのスピードが変わってきます。

やりたいことがあるなら、我慢するより早く始めるのが良いに決まっています。

もっと自分に正直になってみては?

文系だって大学院に進んで良い

今の専攻が楽しいと思っているのに、何となく就職しなきゃいけないと考えて就活している方、文系だって大学院に進んで良いんです。

文系の大学院進学は就活に不利と思われるかもしれませんが、それは一昔前の話。

むしろ私は有利な点もあると考えています。

なぜなら、研究は一つの成果を出すための活動だからです。

そのために、同僚である他のゼミ生と協力したり、上司である教授の指示・指導を受けたりします。

例えば、データ収集、調査、分析、資料作成、プレゼン…。

やることはたくさんありますが、これは会社での業務と同じで、経験をそのまま活かすことができます。

バイトもサークルもやってない文系は就活で不利なのか?

2018.09.01

大学院に進んだ友人の話

私には大学院に進学した友人が多く、それぞれの進路もバラエティに富んでいます。

元々やりたい仕事があって、専門知識を身につけるために大学院に進学した友人。

大学院は中退しましたが、新聞社に引き抜かれて今バリバリの記者として活躍している友人。

大学院に進学して、そのまま研究職に就いた友人。

中には「モラトリアムの延長」と言いながら大学院に進学後、見事にホワイト企業に就職していった友人もいるくらいです。

そんな友人達をみて思うのは、結局は自分の希望に向かって進んだ方が努力できるし、努力を続ければ結果がついてくる、ということです。

このように、文系の大学院進学は決してネガティブなものではないとあうことを覚えておいてほしいと思います。

今、内定が無くても心配いりません

就活に必死になるのは理解できます。

でも就職できないことで自分を否定されたとか、死にたいなどと思う必要は全くありません。

ここで、就活期間中、一緒に頑張ってきた友人Aの話をします。

内定→留年を経験した友人の話

Aとは大学のサークル繋がりで知り合い、就活中、何度か東京で遭遇することがあり、その度に情報交換したりお互い内定が無い時期に飲みにいったりする仲でした。

最終的には、お互いほぼ同じタイミングで内定を取り就活を終えました。

Aは知らない人はほぼいないであろう大企業に内定し、順風満帆と思われました。

しかし、学生生活最後の夏休みが終わり後期が始まった頃、Aから衝撃の事実を告げられました。

「俺、単位が足りなくて卒業できない…」

結局彼は内定取消となり、留年してしまったのです。

一緒に就活を頑張ってきた私としては、彼のショックが痛いほど分かりましたので何も言うことができませんでした。

そんなAですが、状況とは裏腹にアクティブに活動し、翌年海外留学に旅立っていきました。

私が辛かった新入社員時代に彼は留学していたのですが、SNSをみると非常に充実した毎日を過ごしているようでした。

今思えばきっと彼も必死だったんだと思いますが、当時の私は羨ましいとさえ思ったことを覚えています。

そんな彼は帰国後、なんと就活中に受けていたベンチャー企業から声をかけられ、就職していきました。

最後に会ったのは3年ほど前ですが、今もその会社で頑張っているようです。

友人Aの姿を見て思ったのは、自分のおかれた状況に対し悲観的になるのではなく、「今」何ができるかを前向きに考えて行動することが理想の未来をつくるのだということです。

学生の皆さんには、就活中とはいえ、自由な時間がたくさんあります。

今からでも遅くはありません!やりたいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

好きなことで稼げる時代へ

この約20年間で、IT技術の発達によってお金の稼ぎ方が変わってきました。

「プロブロガー」という言葉がありますが、20代で月100万円を稼ぐ人も珍しくありません。

今だって大企業の部長クラスでやっと月100万円いくかいかないかです。(ボーナス含めた年収はかなり高いですが)

こんなことはインターネットが普及する前には考えられないことでした。

今後はAI技術の発達によって、もっと働き方が変わってくると言われています。

現代の魔法使いと呼ばれる、メディアアーティストであり大学教授であり会社経営者の落合陽一氏と、ご存じホリエモンも「10年後の仕事図鑑」で、AI技術が発達していくこれからの働き方に言及しています。

すぐにこんな時代がやってくるかは分かりませんが、働きながらでも良いので趣味を突き詰めてみるのも一つかと思います。

その趣味をテーマにブログを書いて副収入ができれば、稼ぎ方の選択肢が増えるので仕事が辛くても心に余裕が生まれるのでオススメです。

私自身の話をすると、本業で得た知識や経験をブログで発信しており、仕事のモチベーションアップにも繋がっています。

採用市場は変わりつつある

先日、経団連会長が就活ルール廃止に言及して話題になりましたね。

経団連会長、就活ルール廃止に言及「日程采配に違和感」(日本経済新聞)

実際にどこまで現実のものとなるか分かりませんが、新卒一括採用主義が弱くなるのは明らかです。

一斉に就活がスタートして「内定が取れなければまた来年」ということがなくなりますので、じっくり考えながら就活を進めることもできるはずです。

実際、既に「第二新卒」という卒業して1〜3年目の若い人を新卒でなくても採用していく企業も増えています。

一度就職して万一ブラック企業に就職したり、内定が取れないまま卒業してもチャンスがあるということです。

企業としても、そうでもしないと生産年齢人口が減少していく将来に備えて労働力を確保できないのです。

生産年齢人口とは

生産活動の中心となる15〜64歳までの人口(デジタル大辞泉)

つまり今皆さんは、今までにないほど好きに働くチャンスに恵まれているということなんです!

どうしても内定を獲得したい場合の最終手段

それでも今どうしても就職したい!という就活生の方はいるでしょう。

私自身も内定ゼロだった話をしましたが、なんとか就活を乗り越えることができたのは、一つ年上の先輩からアドバイスをもらえたからです。

経験者の話は信頼性も深みも違いましたし、何より安心して就活に臨むことができました。

じゃあ、頼れる先輩がいないなら誰に頼れば良いのでしょうか?

心配はいりません。

今の就活生の皆さんを本当に羨ましく思うのですが、今は就活エージェントという存在があります。

就活エージェントとは、会社紹介やエントリーから内定まで就活のサポートをしてくれるサービスです。

▶︎代表的な就活エージェントは就活マッチングサービスMeets Company

ゴールの見えないマラソンで、正しいルートで伴走してくれるような存在です。

しかも無料で利用できます。

無料聞くと怪しいと思うかもしれませんね。

でもこれって考えてみれば真っ当なビジネスモデルで、就活生は就活のアドバイスや自分にマッチする企業の情報をもらえる。企業は自社にマッチ人材を獲得できる。その結果、就活エージェントは企業から報酬をもらうというものです。

それでも、最終的には合わなければやめちゃえばいいと思います。

損はないので、まずは登録してみてはいかがでしょうか?