就活の軸の決め方|やりたいことがない就活生がまず考えるべきこと

就活生向けにリクナビやマイナビサイトがオープンすると、就活生の皆さんが最初に悩むのは「自分は何がやりたいのか?」だと思います。

いわゆる就活の軸というやつですね。

じっくり考えたり、気がすむまで何社も説明会を聞こうにも、現在の就活期間は非常に短いので、そんな時間はありません。

じゃあ、やりたいことのない学生はどうやって就活の軸を決めれば良いのでしょうか?

今回は、私の経験談をもとにやりたいことがない学生のための就活の軸の作り方を紹介します。

やりたいことがない学生にとっての就活の成功は、まず仕事を続けられること

実は私もやりたいことがない学生の一人でした。

100社エントリーもしました。

学内企業セミナーにも毎日参加していました。

地方の大学に通っていましたので説明会のために東京まで自腹で遠征したこともあります。

当時は企業のPRからエントリーシートを提出する本エントリーまで3ヶ月程度時間があったので数打ちゃ当たる戦略も可能でしたが、今思えばかなりお金も時間も無駄にしたと思います。

そんな就活生でしたが、何とかとった内定は1社のみ。

幸運なことに志望業界の一つだったので迷わず入社を決めました。

しかし、僕は志望業界は何となく決めていたものの、根本的にはまだ就職したくないなぁと思っているくらいだったので、当然やりたいことなんてありませんでした。

そんな状態で入社したこともあって、入社して数年は仕事が嫌でしたし、転職も考えたこともあります。

この時期を乗り越えた話は別の記事で書いていますが、低空飛行でも何とか仕事を続けるうちに好きになり、やりたいことも出てきました。

振り返って重要だと思うのは、まず仕事を続けることです。

数年スパンで考えて、仕事を続けることで面白さが分かってきて、やりたいことが出てくる。

これがやりたいことがない学生の就活の成功と考えます。

そして、私がイヤイヤでも仕事を続けられたのは、奇跡的にやりたいことがないながらも就活の軸を間違えなかったからだと考えています。

次に、やりたいことがない学生の就活の軸の決め方を紹介していきます。

やりたいことがない人向け  就活の軸を作る時に考えるべきこと

何をやりたくないか

やりたくないことを仕事にするのは最大の苦痛です。

入社後のリスクを少しでも下げるために、まずはやりたくないことを挙げていきましょう。そうすることで、自ずと業界が絞られていきます。

例えば飛び込み営業をやりたくない。という場合、BtoBの会社ならまず一般家庭への訪問はあり得ません。法人への飛び込みは分かりませんが、リスクは下がると思います。

もし、やりたくないことがない、あるいはやりたいことはないが何でもやるというなら給料の高いところを目指せば良いでしょう。

どこで働きたいか

意外と勤務地は重要です。実家付近、慣れた土地、好きな土地、憧れの地、選び方は複数ありますが、仕事が辛い時に全く知らない土地で過ごすのは、心の拠り所がないため危険です。少なくとも、実際に相談するかしないかは別として気兼ねなく相談できる友人が近くにいるだけで、全然心持ちは違う。こう考えると、土地というより近くにいる人が大事なのかもしれません。

また、今はあまり感じないかもしれませんが、実家から近いことは意外と重要です。将来親の介護をする必要が出てくるかもしれませんし、子供が産まれたらサポートを受けられるかもしれません。僕は地元からかなり遠い場所に住んでいることもあり年に2〜3回くらいしか帰ることができません。時折、両親をもっと子供に会わせてあげたいと思うこともあります。

今は考えられないかもしれないが、やりたいことがないなら勤務地という観点でも考えておく方が良いと思います。後で気がついて、転職活動をするのは労力が必要です。

どんな環境で働きたいか

就職すると、ほぼ毎日同じ場所で働くことになります。異動しない限りずっとです。4年間同じ部署なんてザラです。大学4年間と同じ期間、毎日同じ場所で仕事をしなければなりません。

なので、働く環境は重要です。ノマドワーカーに憧れる人がいるのは当然ですね。

オフィスで働きたいのか、工場で働きたいのか、自分が働く環境のイメージを持つことでそれが就活の軸を作る材料になります。

誰と(どんな人と)働きたいか

業界選びをする時、特にやりたいことがない人にオススメなのが、仲の良い先輩、あるいは尊敬する先輩が入った業界を研究することです。

これは僕の経験則ですが、好きな先輩達が入った業界は何となく似通っていますので、そこは必ず見ておいたほうが良いです。各業界の人には特徴があります。

仕事柄その業界っぽさが出てくるのか、元々その業界っぽい人が働いているからなのか分かりませんが、僕が仲良かった先輩はほとんどが機械メーカーに入っていました。

そんな先輩方と話す機会も多かったので、とりあえずメーカーを見ることから始めました。メーカーにも色々ありますが、化学メーカーや鉄鋼メーカーといった上流の企業は受からず、機械メーカーしか受かりませんでした。

この傾向は多分正しくて、採用に携わる中で気づいたのですが、採用担当も人間ですから、明らかに自分に合う、自分好みの学生を選びます。その傾向は僕自身は良いと思っています。そもそも会社というのは同じ志を持つ者の集まりで、同じ目的に向かって仕事をするからです。

リアルな企業情報の調べ方

ここまで、やりたいことがない人向けに考えるべきことを紹介してきましたが、実際企業説明会などの社員と接する機会があっても、仕事内容や製品以外のことを企業説明会ではなかなか聞きにくいですよね。聞いたとしてもリアルな情報を得られる保証はありません。

そこで自分の情報収集チャネルを増やすため、就活エージェントを利用することをオススメします。就活エージェントは営業努力により企業との独自のコネクションを持ち情報収集しています。目的は企業にマッチする学生を内定させることで報酬を得ることですから、内定に繋がる情報収集をするには就活エージェントを使うのが効率的だと言えます。

▶︎ 就活エージェントの詳細はこちらの記事で紹介しています。

おわりに 〜経験者から話を聞くこと〜

就活では、入社して数年経たないと分からないことまで考えなければなりません。当然、後から志向が変わることも十分あり得ますのであらゆる可能性を考えておくのがベストです。

でも、初めて(そして多くの人が最後)経験する就活で様々なことを検討するなんてはっきり言って無理です。

これまでも、多少将来に不安があっても無理矢理自分を納得させたり、偶然自分に合う会社に入ることができたりしていたのでしょう。そんなのイヤだ!という方は必ず経験者から話を聞いておきましょう。サークルのOBを頼ってもよし、少し照れくさいけど両親に相談するのも一つです。

でも、周りに頼れる人がいない。他にも意見を聞きたいという人は、先ほど紹介した就活エージェントが強い味方になってくれます。本ブログでは本当にオススメできるエージェントに絞り込んで紹介していますが、この記事を読んでいる皆さんには長い時間、じっくりと相談できるエージェントが合うと思います。

▶︎ 就活の軸づくりに僕が使った書籍

「絶対内定」シリーズを使いました。「こんなことまで考えるの!?」というくらい徹底的に自己分析することができます。後悔したくないなら必読の一冊。既に2019年卒版が出ていますので紹介しておきます。