現役人事が考える就活中にOB訪問で会うべき人5選

現役メーカー人事のハルダディ(@haru_dadd)です!

就活生の皆さん、OB訪問をするとき大学のキャリアセンターの名簿から自分の興味はある会社に勤めているOBを適当に選んでアポを取っていませんか?

短期間の就活中に時間を使うのですから意味のある訪問にしなければなりません。

そこで今回はOB訪問するならどんな人に会うべきか?について考えていきます。

OB訪問で会うべき人5選

私が人事担当として携わってきた新卒・中途採用業務を主として自身の会社員経験を基に、OB訪問で会うべき人5選を紹介します。

もちろん全員に会うのは難しいですが、一人でも以下のリストに当てはまる人と会えば有意義なOB訪問になるはずです。

経営者

まず第一に経営者に会うことをオススメするのは、経営者は会社のビジョンや方針を決める人だからです。

経験年数を重ね、仕事を一通り覚えて余裕が出てくると、やりたいことが出てきます。

その時自分のやりたいことと会社の方向性と異なると、思うように仕事を進めることが難しくなります。

そのため、会社の方向性、ビジョン・理念に共感できる会社を探すことは重要です。

また、経営者は良かったことから悪かったことまで、経験している幅がめちゃくちゃ広く、また思考の深さも半端じゃありません。

どの会社で働くといったレベルではなく、仕事で何の価値を提供するのかといった仕事観や人生観にまで及んだ話を聞くことができるでしょう。

可能であれば、どんな規模の会社でもよいので、一国一城の主として会社のこと、従業員のこと、顧客のこと、株主のこと、地域のこと、社会のことなど様々な視点で物事を考える経営者と会い視野を広げることをオススメします。

人事担当者

人事担当者は所属する会社や事業部門の仕事内容や職種を広く知っていますので、会社の全体像を知ることができます。

そして、給料や残業時間、福利厚生など仕事以外で気になる情報を教えてもらえるかもしれません。

さらに、入社したい会社の採用方法や選考を受ける際、気をつけることやコツなど選考に有利になる情報を聞ける可能性もあります。

人事担当者は業務を通じて、社内外の様々な職種や仕事に携わる人たちと関わっているため広い視野を持っている(べき)と思うので、「こんな人もいるよ」という話も聞けるでしょう。

人事担当者と話せるのは何となくお得感がありますね。

転職経験者

転職経験者からは複数社の話を聞けるメリットがあります。

同業他社の比較、異業種を渡り歩いた経験を聞くことは単純に1+1=2ではなく、複数社経験しなければ得られない考え方を学ぶ機会にもなるでしょう。

最近素晴らしいと感じたのは、中小→リクルートを経て現在沖縄で営業マンとしてご活躍されている「元リクのお兄さん」という方が3社経験から得られた学びです。

このように、なぜ転職をしたのか聞くことで、その人が仕事をする上で大切にしていることが分かります。

自分にとって「給料が全てだ!」と思っていても「家族との時間が第一という人がいる」ということを知っておくだけで考え方の幅が広がり、後々こんなはずじゃなかったという後悔をしないで済むでしょう。

そういう意味で、過去に「絶対内定」という家族や友人との関わりや趣味、人生を振り返るいわゆる自己分析のための書籍が流行ったことがありますが、今思えば読んで(取り組んで)おくべきだったと思いますし、むしろ今こそ全てのビジネスパーソンが一読すべき一冊ではないでしょうか。

これからは一社経験で人生を終えることは非常に稀なケースになってきます。

それに、転職という選択肢があることを知っておくだけで、万が一ブラック企業に入ってしまったり仕事が辛い時に自分を守る手立てにもなります。

こういった理由から、転職経験者の話を学生のうちに聞いておくのは価値があると考えています。

ただ、転職経験者をキャリアセンターの名簿から探すのは難しいので知り合いのツテをたどることになると思います。

入社10年目くらいの社員

OB訪問となると、つい話しやすい年の近い若い人に会おうとしがちですよね。

でも、同じ人数、同じ時間会うなら経験豊富で様々な視点を持っている人に会うことをオススメします。

一社・複数社経験を問わず、入社してから今までのキャリアで心に残る仕事(やる気があった仕事・辛かった仕事の両面)、転職や異動などキャリアの帰路に立たされた時にとった行動の理由を聞いてみましょう。

その時、充実した経験談を聞けるのは入社2〜3年目の若手ではなく働いて10年目くらいのOBです。

10年目くらいになれば仕事で「一皮むける」経験をした人が多く、キャリアを考えたり就活に対するモチベーションを高めたりすることもできるでしょう。

プライベートで交流のあるのOB

大学の後輩とはいえ、社員にとって全く見ず知らず、初めて会う学生に対して全ての情報を提供してくれるでしょうか?

OBとしては学生が会いに来るのは嬉しい反面、最初はどこまで話して良いかという気持ちが頭にあります。

一方、部活や学部の先輩など元々プライベートで知り合いだったOBなら、オープンに話してくれることでしょう。

そのため、企業のPRとして紹介されている情報の「ホントのところ」を教えてもらえる可能性が高まります。

例えば、男性の育休取得を推奨していますが実際はどうなんでしょうか?という風に。

この話はちょっと打算的ですが、プライベートで知り合いのOBとは損得勘定抜きにして、実態がどうかというより、その人自身の本音を聞けることが最大のメリットです。

おわりに

今回紹介した会うべき人たち、もちろん興味のある業界や企業の社員であればベストですが、そうじゃなくても有益です。

なぜなら、話を聞いて情報を鵜呑みにするのではなく、様々な人の価値観や経験を聞くことで自分の中の選択肢や考え方の幅を広げることが重要だからです。

“みん就”なんか読んで一喜一憂してないで、人と会い、自分自身の軸を固め自分の人生を選び取っていきましょう!

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