【新卒の就活】会社選びに失敗しないための要注意!

現役メーカー人事のハルダディ(@haru_dadd)です!

就活始めたけど、会社多すぎてどう選べばいいか分からない…

こんな悩みを抱えてる方は多いですよね。

(名前)
いくつか内定はもらったけど会社選びで失敗したくない!

最近は売り手市場なので、こんな悩みまで出てきます。

贅沢だと思うかもしれませんが、せっかく複数内定もらったのに選んだ会社が自分に合わなかったり、ブラック企業だったりしたらもったいないですよね。

そこで今回は、現役人事の私の経験から学んだ、会社選びに失敗しないための要注意事項を紹介します。

\この記事は5分くらいで読めます/

やりたい仕事にこだわりがある

絶対営業をやりたい!というように、やりたい仕事にこだわりがある方、要注意です。

やりたい仕事のイメージと現実のギャップに注意!

はっきり言って就活中に得られる情報ではやりたい仕事の1割も分かりません。

ですから、やりたい仕事のイメージと現実のギャップがないか、可能なら確認しましょう。

やりたい仕事のリアルを知りたければ、インターンシップを利用することと、OB訪問をオススメします。

詳しくは別の記事で紹介しています。

現役人事が考える就活中にOB訪問で会うべき人5選

2018.08.23

インターンシップとは?メリットや就活に役立てる方法を人事が紹介!

2017.09.15

ただ、非常に有益なのですがOB訪問は話を聞くことに終始しますし、インターンシップと入社後は責任が異なりますので、イメージと実際の仕事には少なからずギャップがあることは認識しておきましょう。

希望の職種に配属されるとは限らない!

そもそも、希望の職種に配属されるとは限りません。

毎年、全ての部門に新入社員を配属すると思ったら大間違い。

配属先にはその年によって新卒が欲しい部門とそうでない部門があるのです。

人事部門としても、得られる情報を総動員しながら、新入社員それぞれにとって最適な職場はどこか真剣に考えて配属を決めますから、希望と異なる部門に配属されても一度は信じて頑張ってみるべきです。

やりたいことへのこだわりを見せ過ぎると選考が進まない可能性も

面接官は、学生が入社した後のことをイメージして選考を行います。

自分の希望ばかり強調している学生は、人事部門としては配属に困ることが目に見えてますので、採用したいとは思いません。

そして、希望の職種にあきらかに合わないのにこだわっている学生は、メタ認知(自分の性格や得意不得意などをどう捉えているか)が無いと判断され、不合格になる可能性が高くなります。

メタ認知が無いと、会社に入ってから自分の置かれた環境を理解できないため成果を出しにくいと言われているためです。

以上、やりたい仕事にこだわり過ぎると危険ではないか?ということをまずはお伝えしたいと思います。

やりたい仕事が全くない

逆に、やりたいことや希望が全くない就活生も注意が必要です。

やりたいことが全くないと選考への悪影響があるかも?

面接で志望動機や自己PRをするとき、ある程度の希望の仕事があって、その仕事に対してどう役に立てるかを面接官に伝える必要があるからです。

やりたくもない仕事に対して、学生時代の経験を活かせます!なんて言ってもアピールになりませんよね。

働きながら自分のやりたいことを見つけていくことになる

特にやりたいことがない状態で、何となく合格して入社してしまうと、入社直後の仕事の辛い時期にモチベーションが上がらず苦労することになります。

これは私自身の経験から言えることです。

その経験を活かし、やりたいことがない就活生向けに就活軸の作り方を紹介していますので、是非読んでみてください。

就活の軸の決め方|やりたいことがない就活生がまず考えるべきこと

2017.10.21

選考中に会った社員だけを見て会社を選ぶ

面接をしていると、

「選考中お会いした方々の人柄に惹かれました!」

という学生さんがいます。

大変嬉しいことなのですが、採用イベントには明るくて企業の顔となるような優秀な社員を出席させますから、その人たちが会社の全てと思うと痛い目を見ます。

そんな社員たちに聞いてみてください。

「辛いこともあると思いますが、今まで御社で働き続けてきた理由は何ですか?」

このように見てわかる人柄ではなく社員の「価値観」を聞くようにしてください。

そうすれば明るくてキラキラして見える社員でも自分の価値観が合わなければ、一緒に働いて辛くなりますので注意が必要です。

目立つ製品ばかり見て選ぶ

最近は採用期間の短縮によって、企業の広報期間も短くなっています。

そのため会社説明ではインパクトがあって魅力的な製品に絞って説明します。

それだけを見た就活生が入社して、全然興味のない製品を扱うことになったなんてこともあります。

そこで、必ず気になる会社があれば、製品ごとの売上高比率や利益率を確認してみてください。

意外とまだまだ市場投入したばかりだったり、儲かってなかったりします。

加えて説明会などで社員と話す機会があれば、実際何人くらいがその製品に携われるのか聞いてみるのも良いでしょう。

会社選びに失敗しないために考えておくべきこと

ここまで会社選びに失敗しないための注意事項を紹介してきましたが、ここからは逆に失敗しないために考えておくべきことを紹介します。

ちなみに以下で紹介するのは、私が就活中、実際に面接で聞かれた質問でもありますので参考にしてください!

なぜ就職するのか?

哲学的な話ですが、考えておく価値はあります。

仕事が辛い時、いざ転職となったときになぜ働くのかに立ち返るとモチベーションを高めたり維持したりするのに役立ちます。

今就職する必要があるのか?

これもなぜ働くのか?と同様、仕事が辛い時に効果を発揮します。

ある意味、他の学生と横並びで同じ時期に就活して、翌年から給料をもらいながら生活した方が楽かもしれません。

でも、一般企業で働く以外にやりたいことはありませんか?

本気で目指している目標や夢はありませんか?

正直なところ早く就職してご両親を楽にさせたいといった思いやそれぞれの家庭の事情もありますし、夢はあるけど会社に入って経験を積んでから!という方もいるかと思います。

ですが、思考停止して周囲に流されることなく、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?

なぜ民間企業なのか?

働くにしても選択肢は様々です。

省庁、県庁や市役所といった官公庁、JICA(国際協力機構)・JETRO(国際貿易振興機構)といった独立行政法人などもチェックしてみましょう。

公共性が高かったり、民間企業の活動を支援するといった産業全体に関わることができますので、やりがいも面白みをあると思います。

B to?

BtoB、BtoCという言葉は聞いたことがありますか?

Business to Business つまり法人向けビジネスとBusiness to Consumer つまり一般消費者向けビジネスの略ですね。

両方にあてはまる会社もあるのですが、どちらに携わりたいかは考えておいた方が良いでしょう。

業界全体について

会社に魅力を感じるのも一つの選び方ですが、もっと広い視野を持って業界全体に目を向けてみましょう。

会社自体は目立たなくても業界としてはこれから伸びてくる、ということもあるでしょうし、「逆にいい会社だな」と思っても業界は衰退しているかもしれません。

働く上で何を重視するのか

会社選びに失敗する人は、働く上で何を重視するのかがブレていることが多いです。

ここをしっかりと考え、優先順位をつけることで迷った時に決まらない!ということが減ります。

働く上で何を重視するか?

  • 企業理念・ビジョン
  • 事業内容
  • 事業規模
  • 職種
  • 社風
  • 社員の雰囲気
  • 教育
  • 福利厚生

世界は広い

ここで言いたいのは、説明会に行って会社だけを見たり、会社の人だけをみたり、製品だけを見たりというように、就活では狭い見方をせず、広い視野を持ってほしいということ。

一つの情報だけにとらわれて他を見ないというのはもったいないです。

溢れる情報に流されないコツ

就活では偏った情報が流れることもあります。

IT技術の発達により世の中に情報が溢れる時代なので注意は必要ですが、それだけ様々な情報を集め吟味し自分で選ぶチャンスがあるということです。

そんな中で情報に流されない方法は、

  • ネットの情報
  • 正しく出版された書籍の情報
  • 経験者から聞く生の情報

この3つの情報をバランスよく仕入れることです。

①ネットで情報を得る

②一般的にどれだけ信用できんの?ということで書籍にあたる(体系的に情報が得られる)

③じゃあこの会社には当てはまるの?ということで社員さんなど実態を知る人に話を聞く

私の場合、こんな感じで情報の信憑性と実際はどうなのかを確かめながら知識をつけていきます。

この過程で新たな情報や知識も身につきますのでオススメです。

おわりに〜失敗しない会社選びの究極方法

最後に、失敗しない会社選びの究極の方法を紹介します。

それは、得られる限りの情報・意見を集め、最後は自分なりの理由を持って会社を選ぶことです。

実はこれだけしかないんですね。

キャリア発達の第一人者でもある金井壽宏氏によれば「働く人のためのキャリア・デザイン」という書籍の中で、次のように述べている。

「せめて節目だと感じるときだけは、キャリアの問題を真剣に考えてデザインするようにしたい」(中略)節目さえしっかりデザインすれば、あとは流されるのも、可能性の幅をかえって広げてくれるので、OKだろう。

出典:働くひとのためのキャリア・デザイン(金井壽宏)

この本は、私は最近読んだのですが、就活前・就活中に読んでおきたかったと思う本です。

会社員になってからも何度も読める、読むたびに価値のある本だと思いますので是非手にとってみてください。